後継の難しさ
2022/01/22
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ある公的金融機関の調査によると、
2代目、3代目の社長が会社を引き継いだ後、
10年経過後も成長を続けている会社は、実に10%も無く、
後継社長が経営する9割以上の会社が、伸び悩んでいるそうです。
しかも、多くの後継社長は、
その状況に対して何も手を打たなかった訳ではなく、
さまざまな新たな取り組みに着手していらっしゃるのです。
にもかかわらず、伸び悩む会社が9割も占めるのは何故なのでしょうか?
後継社長が組織を成長させるために、
制度や環境づくりなどの「組織改革」にまず着手することが多いようです。
例えば、人事制度改革、評価制度導入、クレドカードの導入など。
また、管理職・幹部教育やマネジメントのコンサルティングを導入する会社もあります。
このように後継社長が矢継ぎ早に組織課題に着手するのは、
おそらく引き継いだ会社の組織状態・文化などに
何らかの「やりにくさ・ものたりなさ・もどかしさ」を感じたからこそ、
組織を変えようとしていらっしゃるのだと思います。
しかし多くの後継社長が、
このような取り組みを行った後、「同じ壁」にぶつかります。
それは「変わらない組織」と「変わらない人」という壁です。